設計のこと
住宅の設計するとは「①建築予定地に②予算内で③いろいろな規制をクリアして④住むヒトの住まい方に合った家を考え⑤それを伝える」
という五つの行為だと思います。このあと①~⑤について、もう少し詳しくお話ししていきます。
[1]現地調査をする
[2]プランニングをする
[3]法規制をクリアする
[4]工事見積りを調整する
[5]設計図書を作成する
○設計料について
私たちは設計を行い、設計料という形で業務報酬を得ています。
設計料は「設計する」という行為が行われ、それを生業としている人が関わった場合に設計料が発生します。しかし、一般的に建て売り住宅やメーカー住宅などでは、購入者が設計料を意識することはほとんどないのではないでしょうか。
では、このような住宅には「設計する」という行為が行われていないのでしょうか。それとも、必要ないのでしょうか。
実は、「設計する」という行為は行われています。建売ですと住む人の要望は誰かが想定していているので、手間の多い少ないはありますが、設計は行われ設計料は発生しているのです。つまり項目として見えてこないだけで住宅の所得費用には含まれています。
○設計料の少ない方がお得なの
設計に要する時間を少なくしても家は建ちます。「設計する」行為のほとんどが人件費です。上記の五つの行為にどれだけの時間を割くかというと、乱暴に言えば、建築基準法に適合するだけの最低限の事項を決めて、設計を終了すれば最小限の設計手間ということになります。
ただ、設計という行為には終わりはないのかもしれないと感じることもあります。居心地のよさを追求すれば、視覚・触覚・嗅覚・・・感じられるものすべてを具現化していくことだと考えているからです。 設計をどこまでやって終わりにするか。ドライな言い方をすると、こういうことになってしまうかもしれませんね。
限られた予算、限られた期間のなかでできるかぎり丁寧に、それぞれの手順を進めて、設計を行っています。 その分住まう人と家が一体化するような居心地の良い家ができると考えています。


