家を建てる前に知っておきたいこと
[1]住宅を取り巻く問題
○割高なマンション都心の住まいといえばマンション。地代が坪100万円しても敷地面積はそんなに大きくありません。建設費は何億円で、一棟何十戸あるのかと考えていくと、1住戸4000万円は高すぎると思いませんか?しかもなぜ電化製品など高価なおまけがついてくるんでしょうか?
限られた敷地に詰め込めるだけ詰め込んで、利回りをよくし、できるだけ、儲けようとしているように見えてしまいます。 そもそも多層の住居というのは、「敷地の少ない都心でたくさんの人に比較的安価に良質な住居を提供しよう。」という先人たちの志があったはずなのですが。
○郊外の一戸建て
メーカーハウスや建て売り業者が競って家を売っています。エコ住宅、耐震性、断熱性能、多機能なキッチンやユニットバスを採用し、広告には付加価値を謳うキーワードが溢れています。しかし自信がないのか、肝心の住み心地のことには触れられていません。
フタを空ければどれも 「~風」や「~調」の工業製品を多用した、環境負荷の高いものばかりです。
○住宅が工業製品になってしまった背景
そもそも「プレファブリック」とは、工場で生産した均質化した材料を使用することで、誰が作っても一定の品質を保つ良質な住環境を、比較的安価に提供しようという先人たちの希望があったはずです。
しかし現代に建てられている多くの住宅が、「プレファブリック」の概念を利用して一儲けしようと考えてるとしか思えない。それが一部の劣悪業者だけでなく、大企業も同じことが言えるのではないでしょうか。
今の日本では、人にとって理想の住まいとはほど遠い状況です。住む人にとっての「理想の住まい」が分かりにくくなっているのは事実だと思います。


